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猫の手も…    /2006年04月09日(日)
 ここはゆみかの部屋。
 マルコと別れてからも、何か考え事をしているようだ…。
≪猫の手も借りたい?!≫


 ここはゆみかの部屋。
 マルコと別れてからも、何か考え事をしているようだ…。

「ううーー、ダメや。もうアイデアが出てこん! 最初はなんとかなるやろと思っとったけど、やっぱりもうダメや。やっぱりウチには才能なんて無いんやー!!(>_<)」

 当初の予想とは違い、実際に講座を続ける事の苦労に悩んでいる様だ。
 しかし、このまま悩んでいるだけでは新たな講座は始まらない!
 さあどうする、ゆみか!!

「あかん、どないしょ……。う〜ん、こういう困った時にはあれや、寝てる間に小人さんが出てきて代わりにやってくれる伝説に、もう一度賭けるしかないわな!!(゜ー゜)」

 あまりにも都合の良い考えだが、それはあくまでも伝説に過ぎない。
 そう、伝説に過ぎないはずだったのである。
 しかし、ゆみかの危機をこれまで何度も救っているのも事実なのだ…。

「ほな、そろそろ寝たろかな〜♪」

 と、ゆみかが寝ようとした、その時背後に気配が!!

「?! だ、誰や!(゜o゜)」

 気配のするほうを振り返ると、そこには……

「にゃ〜♪」
「……なんや、猫か。それにしても、いったいどこから入ってきたんや?」
「にゃ〜ん?」
「猫に訊いても無駄やったな。さて、ほなウチは寝るさかい、出ていってや」
「にゃ?!」

 そう言って猫を持ちあげ、外へ出そうとしたのだが…。

「うにゃぁぁ(T-T )」
「そ、そんな眼で見てもアカンで…。みんなの同意が無いと飼われへんのや、堪忍やで……」
「うにゃ」
「そうか、解かってくれたんやな! ええ猫やな〜」
「にゃ〜ん♪」
「ほな出てってな(^-^)」
「うにゃー!(>_<)」

 窓際へ連れていかれた猫は、仕方なくといった様子で窓へ手をかけた……が。

 キィキィキィィーーッ!!!

「ぎゃあぁぁーー!! 窓ガラスを爪で引っかくのは堪忍やー!!(;>_<;)」
「いい気味にゃ〜♪」
「堪忍してー!……って、今、この猫喋ったんとちゃう?!(゜o゜)」
「この猫なんて失礼にゃ!」
「やっぱり喋っとる?! クリーチャーの中には喋れるのもおるらしいけど、見た目は普通の黒猫やし??」
「みゃあをそこら辺のクリーチャーと一緒にしないで欲しいにゃ! こう見えても代々この辺りの土地とこの家を管理しているんだにゃ」
「へぇ〜、名前はみゃあでしかも結構由緒正しい家柄っちゅう訳なんやな。喋れるのも納得や…って、感心しとる場合や無い! この家に出るっていう幽霊の正体はコイツやったんやな!」
「ちょっと隠れて様子を見ていただけにゃ。そんな事より、良いのかニャ?」
「ん、何の事や?」
「講座の続きはどうするんだにゃ?」
「しもたー! 早よ寝て小人さんに来てもらわな……」
「みゃあ〜に任せておくにゃ!」
「ほな、おやすみー……って、アンタがやってくれるんか?!」
「そうだにゃ。前も見るに見かねてこっそり手伝ってあげたのにゃ。感謝すると良いニャ!!」
「なんや、そうやったんか!……ほな、後は任せたで!・・・(´〜`) 」
「ちょっと待つニャ!! 流石にタダではもう手伝えないのにゃ。(゜ー゜)」
「うぅ、しっかりした猫やな…。でも解かったで、今までの感謝の気持ちも込めてお礼をさせてもらうで!!」
「良い心がけにゃ。そうだにゃ〜〜、久しぶりに人間語をたくさん話して喉が乾いたにゃ。何か飲み物を持ってくるのにゃ!」
「わかったで!! すぐ持ってくるさかいな!!」

 すぐ台所へ走って行くゆみか。
 そして数分後、戻ってきたゆみかの手には、ジュースの入ったコップが2つあった。

「なんで2杯もあるのにゃ? ゆみかも一緒に飲むのかにゃ?」
「ちゃうで!! 実はな、これは1杯飲むとその美味さに思わずお代わりにしてしまうという、伝説のジュースなんや!」
「それは楽しみニャ。それではいただきま〜す♪(=^・^=)」
「一気に飲むとええで!(゜ー゜)」

 みゃあは言われた通りに緑色のジュースを一気に飲む! そして一言。

「んーー、まずい!でももう1杯!!…って、これ青汁ニャー!(;>_<;)」
「飲む前に普通気付くやろ!!」
「当たり前にゃ。でも目の前に出されたら、どうしてもあの名台詞を言いたくなったんだニャ!(>_<)」
「見え上げた芸人魂やで!! これなら講座を任せても間違い無しやな!!」
「任せておくのニャ! それでは早速脚本に……と、その前にゆみかも飲むニャ!(-_☆)」
「うきゃあぁぁーーっ! ウチ、これだけはアカンねん!!ーーーヘ(。≧O≦)ノ」
「あ、逃げたのにゃ。でもこれで静かに構想が練れるにゃ〜(^ー^ )♪」

 こうして新たな仲間(?)が増えた魔法少女隊。
 講座再開まであと少し……なのだろうか?!

「んんーー、ゆみかさん騒がしいですぅ……。(´ρヾ)  そうだ、後で差し入れしてあげよ〜っと♪(⌒∇⌒)」

 深夜に騒音で起こされてもみんなの心配をする、心優しいマルコであった……。

「私が作った特製グリーンジュースを飲めば、眠気も頭もスッキリですぅ〜……あれ、無くなってるですぅ?!」

 青汁をゆみかが喜んで飲んだと勘違いし、後日青汁を大量に作るのだが、それはまた別の話で……。
  
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